この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
知代の性活
第7章 十月 愛をもって脱がされる
 次の休日。二人は東京と千葉の境目にある、水族園にデートに来ている。
 すぐ先には、夢の国。
 その日本が世界に誇るテーマパークは、観覧車に乗ればその様子を遠目からでも見ることが出来る。

 水族園で楽しんだ後、外に広がる自然公園へと二人は足を運ぶ。

 十月の晴れた日。
 程よく暖かい日差しは、眠気と幸福感を運んでくる。
 
 それが恋人と一緒なら、さらに倖せだ。

 知代は和也と並んで歩きながら、秋の公園を楽しむ。

 先日のことがあるから、少し気まずい雰囲気になってしまうかも、と知代は思っていたが、和也は変らずいつも通りに接してくれた。

 つないだ手が、気恥ずかしくも嬉しい。

 知代はデートとあって、張り切ってお洒落をしてきた。
 黒い、体にぴったり密着したタンクトップに、レースの長袖の白いアウターを重ねて、その上にジャケットを合わせる。
 膝より上の丈の黒いスカートは、まっすぐの落ち着いたシルエット。
 ワンポイントに、ヘッドに赤い宝石の付いたネックレス。
 全体的に大人っぽく見えるようにコーディネートした。

 日曜の公園は、家族連れや、友人同士のグループ、さらに知代と和也のようなカップルもいて賑わっている。
 和也は目の前いっぱいに広がる芝生を横切ると、茂みの端まで知代を連れて行った。

「和也君、どこまで行くの?」
「もう少し。あった、ここ」

 芝生のスペースを区切る、胸の高さの茂み。
 十メートルほどの長方形に整えられた茂みは、中央に木が植えられ並んでいる。
 その茂みがいくつも並び、広い公園を区切っている。

 その茂みの一角。細い枝と細かい葉が絡み合い、密度の濃い緑の壁が、よく見れば一部薄くなっている。
 誰も見ていないのを確認して、そこを掻き分けて茂みの内側、木の根元の小さなスペースに知代を誘い込む。
/293ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ