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知代の性活
第7章 十月 愛をもって脱がされる
次の休日。二人は東京と千葉の境目にある、水族園にデートに来ている。
すぐ先には、夢の国。
その日本が世界に誇るテーマパークは、観覧車に乗ればその様子を遠目からでも見ることが出来る。
水族園で楽しんだ後、外に広がる自然公園へと二人は足を運ぶ。
十月の晴れた日。
程よく暖かい日差しは、眠気と幸福感を運んでくる。
それが恋人と一緒なら、さらに倖せだ。
知代は和也と並んで歩きながら、秋の公園を楽しむ。
先日のことがあるから、少し気まずい雰囲気になってしまうかも、と知代は思っていたが、和也は変らずいつも通りに接してくれた。
つないだ手が、気恥ずかしくも嬉しい。
知代はデートとあって、張り切ってお洒落をしてきた。
黒い、体にぴったり密着したタンクトップに、レースの長袖の白いアウターを重ねて、その上にジャケットを合わせる。
膝より上の丈の黒いスカートは、まっすぐの落ち着いたシルエット。
ワンポイントに、ヘッドに赤い宝石の付いたネックレス。
全体的に大人っぽく見えるようにコーディネートした。
日曜の公園は、家族連れや、友人同士のグループ、さらに知代と和也のようなカップルもいて賑わっている。
和也は目の前いっぱいに広がる芝生を横切ると、茂みの端まで知代を連れて行った。
「和也君、どこまで行くの?」
「もう少し。あった、ここ」
芝生のスペースを区切る、胸の高さの茂み。
十メートルほどの長方形に整えられた茂みは、中央に木が植えられ並んでいる。
その茂みがいくつも並び、広い公園を区切っている。
その茂みの一角。細い枝と細かい葉が絡み合い、密度の濃い緑の壁が、よく見れば一部薄くなっている。
誰も見ていないのを確認して、そこを掻き分けて茂みの内側、木の根元の小さなスペースに知代を誘い込む。
すぐ先には、夢の国。
その日本が世界に誇るテーマパークは、観覧車に乗ればその様子を遠目からでも見ることが出来る。
水族園で楽しんだ後、外に広がる自然公園へと二人は足を運ぶ。
十月の晴れた日。
程よく暖かい日差しは、眠気と幸福感を運んでくる。
それが恋人と一緒なら、さらに倖せだ。
知代は和也と並んで歩きながら、秋の公園を楽しむ。
先日のことがあるから、少し気まずい雰囲気になってしまうかも、と知代は思っていたが、和也は変らずいつも通りに接してくれた。
つないだ手が、気恥ずかしくも嬉しい。
知代はデートとあって、張り切ってお洒落をしてきた。
黒い、体にぴったり密着したタンクトップに、レースの長袖の白いアウターを重ねて、その上にジャケットを合わせる。
膝より上の丈の黒いスカートは、まっすぐの落ち着いたシルエット。
ワンポイントに、ヘッドに赤い宝石の付いたネックレス。
全体的に大人っぽく見えるようにコーディネートした。
日曜の公園は、家族連れや、友人同士のグループ、さらに知代と和也のようなカップルもいて賑わっている。
和也は目の前いっぱいに広がる芝生を横切ると、茂みの端まで知代を連れて行った。
「和也君、どこまで行くの?」
「もう少し。あった、ここ」
芝生のスペースを区切る、胸の高さの茂み。
十メートルほどの長方形に整えられた茂みは、中央に木が植えられ並んでいる。
その茂みがいくつも並び、広い公園を区切っている。
その茂みの一角。細い枝と細かい葉が絡み合い、密度の濃い緑の壁が、よく見れば一部薄くなっている。
誰も見ていないのを確認して、そこを掻き分けて茂みの内側、木の根元の小さなスペースに知代を誘い込む。