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知代の性活
第8章 十一月 全てを塞がれた夜
 すっかり秋が深くなった頃、知代に『ジョイフル・スタッフ』から新たな仕事の依頼が来た。

 他のスタッフと共に一泊しての出張案件。少し地方のイベントにスタッフとして参加する。
 知代が話を聞いた時点では、他のスタッフはまだ決まっていないそうだが、男性三人に女性が知代を含め二人だという。
 
 出張手当ももらえるし、旅行が好きな知代にとって、悪い話ではなかった。

 他のスタッフが決まっていない、というところに若干の不安はある。
 藤井や中山と一緒になってしまうかもしれない。
 ただ、女性スタッフがもう一人いるというし、あまり気にしなくてもいいかもしれない。

 知代は仕事を請けることにした。


 当日。集合したスタッフの中に藤井の顔があった。
 藤井は知代を見てニヤリと笑う。

 やっぱり失敗だったかも。一泊なんて危険かも。
 でも、一緒に行く女の子と同じ部屋だし、前みたいなことはないよね。

 知代は少し不安を感じつつも、他のスタッフと顔合わせをした。

 男性スタッフは野口と岩田。
 野口は大学生で藤井の後輩。岩田は三十代後半の、ベテランスタッフ。
 
「斉藤聡美です」

 そう自己紹介したもう一人の女性スタッフは、丸顔で少し茶色い髪が背中まで伸びている。
 笑った顔がコロコロして可愛らしい子だな、と知代は思った。
 聡美も大学一年生で、知代と同い年だった。
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