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知代の性活
第8章 十一月 全てを塞がれた夜
「おお…いいぞ、お前ちゃんと出来るんじゃないか」
「こっちもです。手のひら柔らかくて気持ちいい」

 知代は、両手に握らされたものも、手のひらでしごき刺激を与える。
 手で握るのすら嫌なほどだったが、こうすればするほど、男の射精は早くなる。

 早く解放されたい一身で、口と舌で、そして手で、知代は必死に奉仕した。

 未熟な知代の舌では、男を絶頂に導くまで時間がかかる。まして両手を塞がれては根元に手を添えることも出来ない。
 喉の奥まで突かれて、息苦しさに知代は藤井のものを口から出してしまった。

「は、はっ…はぁ…」

 知代が大きく息を吸うと、入れ替わりに野口のものが口に入ってくる。
 手は代わりに藤井のものを握らされる。

 藤井は知代のフェラ顔を、じっくりと眺める。
 舌を亀頭に絡めるように絡めるように回したかと思えば、頬をへこませるように吸う。
 未熟ながらも精一杯のテクニックを懸命に駆使している。

 しかも、それを苦しそうな顔でしているのが、藤井の加虐心をそそる。

 野口のものが岩田のものに代わり、知代に舌を目いっぱい伸ばさせて三本同時にさせてみる。
 舌を動かし顔を左右に振り、三人の男を同時に責める知代の、その口の中に再び藤井のものが侵入した。

「あぅ…んぐっ…う…」

 未熟な分時間がかかり、その分続く息苦しさからか、理性をなくしたように知代の目はうっとりと潤んでいる。
 早く終らせたい一心の知代の心と違い体は、男達が自分を責めてくれるのを期待し始めているのかもしれない。

 藤井がうめくような声をあげ、知代の顔に精を放出した。
 続いて野口、そして岩田も。

 三人分の精液は顔からこぼれて、小さな胸も汚す。

 三人は知代をシャワー室に押し込み、体を綺麗にさせた後、浴衣を着せ、外に連れ出した。

 藤井はまだまだ知代を辱しめるつもりでいた。
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