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知代の性活
第8章 十一月 全てを塞がれた夜
 そのカップルは知代の背中側にある衝立の向こうに座った。
 一瞬知代に視線を向け、いぶかしげな表情を見せたものの、女に腕を絡めとられ、デレデレとした笑顔で連れて行かれた。

 岩田の肩の影で知代は絶頂直後の荒い息を繰り返す。
 岩田は知代を抱き上げ、向かい合わせに膝の上に座らせると、浴衣の帯を解いた。

 テーブルから抜け出した藤井と野口が見張る中、勃起したそれを岩田は知代の割れ目に侵入させる。
 
 前を開かれた白い体に顔を押し付けるようにしながら岩田は腰を突き上げる。

「あ、あ…っ! んっ!」

 声を殺して知代が喘ぐ。
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