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知代の性活
第8章 十一月 全てを塞がれた夜
 男と女はカップルだろうか、寄り添うようにして、知代達のいるテーブルのすぐ横まで来た。
 
 その二人を横目で見ながらも、知代は止まない股間への責めに耐えていた。
 藤井はテーブルの下に入り込み、さらに野口がテーブルに深く肘を付きその姿を隠す。
 さらに激しく指で中を掻き乱し、舌は舐め回す。

 なんとか平然を繕おうとするも、知代の体はビクビクと震える。
 全身の力を総動員してその震えを隠そうと、ぎゅっと力が入った太ももが藤井の頭を左右から柔らかく締め付ける。

 カップルはそんな知代の様子には気付かないが、どこの席がいいか小声で話し込んでしまった。

 早く…早く行って…!

 知代の願いも空しく、二人は足を止めたまま。
 この辺りは人が少ないが、注文カウンターから遠すぎないか、と悩んでいるようだ。
 出来れば人の目が届きにくい席がいいのだろうか、こちらをチラリと見て、候補の席と見比べている。
 ここから見えない、そして奥まった席。
 そこを探して男女の目はあちこちと彷徨う。

 その間に視線は何度か知代を通り過ぎる。
 そのたびに知代はバレはしないかと、体を固くする。

 その体を快感の波が襲う。
 カップルの目が逸れた瞬間に知代は大きく息を吸う。

 もう体の震えを抑えることが出来ない。
 気が付けば隣に座る岩田の腕をしっかりと抱え込み、その肩に隠れるようにして、知代は快感に耐えている。

 そして、一際大きく体を震わせたかと思うと、ビクビクと小刻みに痙攣し続ける。
 カップルが背中を向けている間に、知代は密かに絶頂を迎えた。
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