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知代の性活
第8章 十一月 全てを塞がれた夜
「あんっ…ん…あ、んんっ!」

 野口が腰を振り、知代が喘ぐ。

 部屋に戻ると男達は知代を裸にし、布団の上に押し倒した。
 先程、責めに参加出来なかった野口は我慢の限界とばかりに激しく腰を打ちつけた。

「あ、ん…あん…やめ…あ…ん!」

 口では抵抗するものの、体はしっかりと野口を受け入れ、腰を抱かれて激しく突かれてはすっかり女になった喘ぎを上げる。

「随分いい声で泣くようになったな」

 藤井がニヤニヤと知代をからかう。

 野口は知代の腹に射精した。

 藤井は岩田と何やら相談していたが、知代の体の下に自分の体を潜り込ませる。
 そこで狙いを定めると、一気に貫いた。

「あぅ…んんっ!」
「お前、いろんな男としてきただろ? 色っぽい声で喘ぐようになったじゃないか」
「ん…もう、やめて…ん…っ」

 そう言われて声を聞かれなくない、と思うも、漏れる声を抑えることが出来ない。

「何人としたんだ? 気持ちよくしてもらったのか?」
「やめて…そんなこと、言わない…あ、ん…あっ!」

 背中に手を回されきつく抱きしめられ、足は藤井の体を跨ぐように開かれている。
 その知代の背後に立った岩田は、丸い尻を鷲掴みにし、左右に揉みしだく。
 尻肉が左右に開かれるたび、知代の肛門が見える。

 ぴったりと腰を合わせるように貫いたまま、藤井は動きを止め岩田が尻を責めるに任せている。
 時おり小さく突くと、知代の短い喘ぎが零れる。

 岩田は尻を揉みつつ、尻肉を舐める。
 その舌は膨らみを存分に舐めたあと、谷間に落ち、肛門をくすぐる。

「あぅ…どこ舐めて…そんなとこ…んっ…いや…」

 知代は初めて受ける肛門への舌の責めに戸惑う。
 性器を直接されるのとは違い、くすぐったいような、それでいて気持ちのいいような感覚。
 それ以上に、そんなところを舐められているという嫌悪や恥ずかしさ。

「やめて…あ、んん…そんな…あんっ、んっ!」

 じっくりと時間をかけ、岩田は知代の肛門を責める。
 舌をすぼめ、先端を中に押し込むようにしたかと思えば、周辺を舌が這い回る。
 ヒクヒクと動く肛門の様子を見ながら、岩田は指を差し込む。
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