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知代の性活
第10章 一月 乱れる姿を自分で見ながら
 年が明けた。
 知代は去年の十二月、重倉や才藤に体を開くことによって、週一回のステージを約束してもらった。
 話がまとまってすぐに正月になってしまったため、実際にステージで歌えるのは一月中旬からになるだろう。

 ステージ出演一回につき、体を一回。
 
 いわゆる枕営業というものだが、知代としては定期的に立てるステージが欲しかった。
 ステージの上でしか学べないものがる。
 そのためになら、抱かれるくらい耐えられる。

 男に犯され続け、倫理観の乱れた知代は、枕営業に対しての抵抗感はほとんどなかった。
 力ずくで犯され続けたことは悲劇だが、どんなに必死に抵抗しても、性欲を爆発させた男には敵わないと、嫌と言うほど体に刻み込まれている。
 下手に抵抗して怖い思いをするよりも、どうせ結果が同じなら抵抗するだけ無意味だということを本能的に悟り、むしろそのストレスから逃れるための防衛反応か、知代の体は襲われるたびに感度を上げていった。

 結果、知代は我を失くすほどの快感を得ることになる。

 そうやって性の深みに墜ちざるを得なかったことが、もっと大きな悲劇と言えなくもない。

 もしも、強烈な性の香りを放っている少女にここまでの清楚感がなかったら。
 もしも、ここまで体が敏感ではなかったら。

 そうしたら、知代はここまで男達に翻弄されることはなかったかもしれない。
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