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知代の性活
第11章 二月 性も根も果てるまで
 露出した中山の下半身を見て、知代は小さな悲鳴を上げた。

 今までに見たこともないほどの巨根だった。
 藤井や新堂のものが子供に思えるほど、大きさの桁が違った。

 以前襲われた時には、胸を責められただけで終った。
 中山の体を見るのは、これが初めてだった。

「やめて…そんなに大きいの…入らない…」
「大丈夫だよ。力を抜いて」
「いや、いやぁ…怖い…」
「怖くないよ、すぐにもっと気持ちよくなるからね」
「いやぁ…」

 小柄な知代の、小作りな割れ目を目いっぱい押し広げるようにして、中山が侵入してくる。
 巨大なそれは、割れ目のすぐ上にある敏感な突起をも圧迫しながらゆっくりと沈んでいく。

「あっ…ああ…うっ…う、あぁ…」

 知代の口から苦しそうな声が漏れた。
 根元まで挿れられて、腹の中が中山のものでいっぱいになってしまったかのようだ。

 中山が腰を振る。
 巨大な肉棒が、今までに味わったことのない快感を運んでくる。
 割れ目を目いっぱい広げて、クリトリスすら圧迫され、大きな性のうねりに包まれた。

「あっ、あん…んんっ! だめ、動かないでぇ…! 抜いて…動いちゃだめぇ!」

 軽々と持ち上げられて、必死に中山の体に抱きついて、巨大な快感に知代は耐えた。
 
 その快感は知代の理性の堤防をあっさりと乗り越え崩壊させ、知代を襲う。

 後には狂ったように喘ぐ知代だけが残った。
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