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知代の性活
第11章 二月 性も根も果てるまで
 下着のゴムの部分に小さな箱状のものがあり、そこから延びたコードが知代の割れ目の中に消えている。
 引き抜いてみると、知代の粘液に濡れた、振動を続けるローターが出てきた。

「知代ちゃん、こんなの挿れて…」
「や…見ないで…」
「知代ちゃんって、こんな子だったんだね」
「違う…違うの…」

 知代はこれを挿れた男のことを思い出す。
 きっとどこかで見ている。

 見られてしまえば、それをネタにまた体を要求される。
 
 そうは思うものの、体は自由に動いてくれない。
 ローターを取り戻そうと伸ばした手に引っ張られるように、中山に向けて弱々しく抱きついてしまった。

「返して…」
「…知代ちゃん」
「お願い…お願いだから…」
「そんなに返してほしい?」
「…え」
「そんなにこれをアソコに挿れたいの?」
「違う…あんっ!」

 中山の太い指が差し込まれた。
 先程までのどこか遠慮したような態度ではなく、はっきりと強い性欲の光が中山の目を光らせる。

「ならさ、こんなのじゃなくて、もっといいものあげるよ」

 中山は知代のスカートのホックを外す。
 
 ストン、とスカートが下に落ち、次いでぐっしょり濡れた下着も脱がされた。
 知代も抵抗するものの、満足に動かない体では十分な抵抗は出来ない。
 
 知代の体に残るのは、黒のニーハイソックスと、首にぶら下がったチェック柄のネクタイのみ。
 二人のいる小屋は、透き通るような青い空を隠してはくれているが、穏やかに流れる川のほうへ向かって開かれている。

 ほとんど外と変わりがない。
 そんな所で、裸同然にされ、知代の中に最後まで残っていたほんの少しの気力を一気に奪い取る。
吐く息は白く風は体に刺さるほど冷たいはずなのに、もう知代は寒さを感じなかった。
 寒さを感じる余裕がすでになくなってしまったか、繰り返し犯されて体の熱が冷めないのか、触れてくる中山の手が熱いからか、もしくはその全てか。

 実際中山の体は湯気が立っていないのが不思議なほど熱く昂ぶっていた。
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