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知代の性活
第11章 二月 性も根も果てるまで
「あん…くぅ…だ、め…また…イっちゃうぅ!」

 三人の男に囲まれ、知代は歓喜の声を上げている。
 どれくらいの時間が経ったのかも、もう分からない。

 ただただ知代は、快感に押し潰された。


 時間はイベント終了時まで遡る。

 新堂は、知代の予想通り、中山との行為を見ていた。
 そして、同じ臭いを嗅ぎ付けたか、藤井の知代を見る目から、二人の関係に気が付いた。

 その夜、イベントの打ち上げ会場となったコテージの窓の外。
 外からの冷気を締め出すためぴったりと締められた窓のすぐ横で、知代の白い尻を見ながら後ろから貫き、あの男共のことを考えていた。

 窓の向こうはエアコンの暖かな空気に満たされ、誰も窓を開けようというものはいない。
 壁に顔を押し付けて、喘ぎ声を上げないように耐える知代を、もっともっと辱め、徹底的に犯したかった。

 明日になれば知代は帰ってしまう。
 再びここに呼ぶのも、不可能ではないが簡単ではないだろう。

 ならば今夜。今夜しかない。
 今夜のうちに徹底的に墜として、抵抗する気をなくさせ、またどこかのライブにでも出かけて、その時に犯せばいい。

 問題は、今夜、どうやって自分の都合のいい女に仕立てるか。

 新堂は考え、そして結論を得た。
 難しい思考から解放されると途端に股間が甘く痺れ、知代の尻にべったりと精液を塗り付けた。
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