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知代の性活
第11章 二月 性も根も果てるまで
「あ、んん…お尻が熱い…はうっ!」

 藤井は前に三人がかりで犯した時、喘ぐ知代の口に近づけると自ら含んだことを思い出す。

 すでに何度もイかされ、割れ目からも肛門からも精液を滴らせている知代は、先程までは断固として拒んでいたフェラチオを、すんなりと受け入れた。

「う…んぐ…あう…んんっ!」

 前も後ろも、二人がかりで責め立てられ、さらに口をも塞がれた知代は、貫かれる衝撃に体を揺らし、涎を垂らしながらもそれを口からは離さなかった。

 
 知代はこうして、三人の男に墜とされ、快感に震える涙を流しながら、自ら男を咥え込む。
 その姿に清楚さは欠片も残っていない。

 一度墜とされた知代は、男達の体力が尽きるまで、貪欲に快感を貪る。
 
 朝から、いや昨夜から数えて、もう何度目の絶頂だろうか。
 数えるのも無意味なほど、知代は何度も何度も犯された。

 夜が明け自分を取り戻した後の知代は、再び清楚な雰囲気を纏うのだろう。

 しかし、今ここにいるのは清楚な少女ではない。
 快楽に溺れた牝そのものだった。

「あん、ああっ…またイくぅ…! もっと、もっとしてぇ…!」

 知代の淫らな声が部屋中に響く。

 それが男達の性欲を刺激し、力を与える。

 知代の快楽の時間は、まだまだ終りそうもなかった。

 
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