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知代の性活
第12章 三月 夢を叶えた少女
 『AGカフェ』の有料会員には、知代に何が行われているかをメールで配信してある。
 知代の下半身が責められ、それを気付かれまいと健気に笑顔を見せる知代の姿を楽しんだ。

 一般向けの生配信は終了し、今は『AGカフェ』の会員だけが画像を見ている。

 何とか最後までやりきった知代は、まだその姿を見られているとも知らず、力尽きたかのようにテーブルに突っ伏している。

 パソコンのカメラが近すぎてよく分からないが、どうやら荒い息が肩を上下させている。

「お疲れ様」

 重倉が知代の肩に手を置く。
 動画配信時の重倉は濃いサングラスで顔を隠している。

「何で…こんなこと…」
「うん、ちょっと悪戯したくなっちゃった」
「そんな…」
「でも感じちゃってたでしょ?」
「そんなこと…」
「だってすごく濡れてたよ」

 重倉の手が肩からすべり、テーブルに突っ伏す知代の胸を掴む。

「んっ…だ、だめ…です」
「何で? いつもは素直にやらせてくれるじゃない」
「だって、配信が…」
「もう終ったよ。だから大丈夫。もう我慢しないでたくさん感じていいよ」

 重倉に背後から胸を鷲掴みにされ、知代が小さな喘ぎを漏らす。

 それを『AGカフェ』の会員は、それぞれのパソコンの前で固唾を飲んで見守っている。
 見られているのを知らないのは知代だけだ。
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