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知代の性活
第12章 三月 夢を叶えた少女
 藤井は無事大学を卒業し、親戚の雑貨店を継いだ。
 大学で得た知識を活かし、店の経営を立て直し、地元では有名な店になった。
 新堂とは定期的に連絡を取り合い、経営のノウハウを聞きながら、時には女を共有している。

 いつかもう一度知代を犯したい。
 そう思いながら藤井は、今日もどこかの少女を抱く。


 中山は最近まで知代がこの会社にいた、と新人スタッフが入るたび、自慢そうに話す。
 話しながら知代の体を思い出し、股間を熱くさせている。


 長田の会社は『AGカフェ』に商品を置いてから、売り上げが倍増した。
 知代の人気に集まった大勢の客が、帰りに買ってくれる。

 思い返せば商品のモニターをしてもらったこともあったし、本当に知代に助けられているな、と懐かしく思い出す。


 新堂は、スターになってしまった知代を、どうにかまた呼びたいと、様々な企画を練っている。
 今度は観光客も多い夏にイベントを開催しようか。
 
 知代のギャラがいくらになるか。どんなにかかっても、知代を抱けるなら安いものだと思っている。


 重倉は知代を売り出した名プロデューサーとして名を馳せ、忙しそうにあちこちを飛び回っている。
 『ハメに行けるアイドル』第二段も計画している。

 才藤は店を拡大させた。
 『AMカフェ』が入っていたビルを丸ごと買い取り、ワンフロアを知代のグッズ専門フロアにした。

 相変わらず血色の悪い顔からは、知代への思いは読み取れそうもないが、たくさん稼がせてもらった知代への、それは才藤なりの感謝の形なのかもしれない。
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