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知代の性活
第3章 六月 断れなくて、自慰
「あ…あの…」
「はい?」
「皆さん、いる前で…?」
「はい、すいませんが、他の社員もこの商品の開発に携わっていますので」
「で、でも…」
「恥ずかしいとは思いますが、いやらしい気持ちではなく、あくまで商品のためですから」

 長田は本当に申し訳なさそうにそう言う。

「では、はじめましょう」

 長田は手にローションを持って、もう一度知代の隣に座る。

「挿入を円滑にするために、このローションを塗ります。服に付いてしまうかもしれませんので、脱いでいただいてもいいですか?」
「で、でも…」
「お願いします」

 知代は今日は、ワンピースにカーディガンを重ねて着ている。
 最悪、下着だけ脱いで隠せばいいかと思っていたが、ワンピースなので、それを脱げば下着姿になってしまう。

 きっと長田は折れてくれない…
 知代は覚悟を決めて、ワンピースを脱いだ。

 黒で縁取りされた、白い下着。
 
 恥ずかしそうに身をすくめる知代の足元、長田は知代の下着を足から抜く。
 ブラジャー一枚の姿で、数人の男の前にいることに、知代は藤井や中山に襲われた時には必死過ぎて感じることのなかった恥ずかしさを全身に感じていた。

 知代の足が開かされる。何人もの男が見ている。
 知代の割れ目はぴったりと閉じ、一本の筋のように見える。

 あまりの綺麗なそれを見た社員から、溜め息が漏れる。
 
 割れ目にひんやりとした感触。ローションが塗られた。

 思わず足を閉じそうになると、背もたれの後ろから社員が一人手を伸ばして、知代の足を大きく開く。
 長田は知代の性器に丁寧にローションを塗りこんでいく。

「あ…うっ!」

 はじめてのローションの感触。
 ぬるぬるした感触に包まれた、長田の指の感触。
 知代は思わず声を漏らした。
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