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知代の性活
第5章 八月 初めて喉を通る感触
 新堂は強引に知代を車に押し込んだ。

 抵抗したものの、絶頂直後の体は力が入らず、手を引かれて車に乗せられてしまった。

 助手席に座らされると、車はすぐに走り出す。
 人通りの少ない隅田川沿いの駐車場を見つけると、そこに止めた。

 どこまで連れて行かれるのかと怯えていた知代は、すぐ近くで車が止まったのに安堵した。

 雨はようやく上がったものの、空はどんよりと曇っている。
 フロントガラスの水滴を払うワイパーが止まると、滴が流れてきて車内を隠す。

 新堂は助手席を倒すと、知代の上に覆いかぶさった。

 まったく無言でのしかかられて、知代の反応が遅れた。
 何をされるにしても、卑猥な言葉を浴びせられると思っていた。
 その間に、どうにか気を落ち着けて脱出の隙を窺うつもりでいた。

 新堂は、そんな知代の心の動きを察知して、落ち着かせる間もなく襲い掛かってきた。

 あっという間にスカートが脱がされ、後部座席に放り投げられる。
 
「いやっ…! やめて…」

 親戚の子を夜這いして襲った時もそうだったが、女はこういう時に、もっとボキャブラリーを持てないものか、と新堂は面白く思う。
 大抵「いや」「やめて」の繰り返しだ。

 そんな言葉で男が手を止めるとでも思っているのだろうか。

 下着越しに触ると、知代の股間はすでに濡れている。
 指先でほじくるようにすると、割れ目から溢れる粘液にぴったりと張り付き、下着の上からでもその形が分かってしまう。

「あぅ…ふっ…んん…!」

 先程の胸のように、じっくり責めようかと思うが、乳首が綺麗な色をしていたことを思い出した。
 喘ぎ声も処女のようだ。
 
 処女ではなさそうだが、ほとんど経験がないのかもしれない。

 なら、アソコも綺麗なのではないか。

 そう思うと新堂は我慢が出来ず、一気に下着を引き抜いた。
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