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莉愛菜と彼の主従関係~あなたのために~
第3章 夏の夜
「あ、ゃっ…海斗っ。」
身体中を弄る手を止めない海斗はあたしの上に跨り耳元で囁く。
「ほら、おねだりしろよ。
今おねだりしたらなんでも聞いてやるぞ。」
「ぁっ……海斗…」
その時ふと思った。
海斗はあたしが言いたい事、言いだせない事を分かってるんじゃないかって。
わかってるから、あえてふざけてあたしに言わせようとしてるのかもって。
「海斗………花火、行きたい。……海斗と、行きたいの。」
いつの間にか服を捲って乳房に顔を埋めた海斗が、あたしの言葉に顔を上げた。
そして意地悪な顔をして、乳首を転がしながら言ったのだ。
「花火か…どうしようか…」
「んぁっ……ぁ、海斗っ」
吐息を零しながら海斗の指で与えられる刺激を受け止めるあたしを見つめながらまだ乳首への刺激を止めない。
「莉愛菜、俺はおねだりが好きだと言っただろ?」
「ぁんっ…かい、とぉ……海斗、おね、がいっ」
刺激に溺れながら必死に言葉を紡ぐと海斗は優しく笑って
「浴衣は俺が選ぶ。」
そう言って濃厚なキスをした。