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第7章 step７一段目

ﾋﾟｸﾝ…

アタシの胸にいるハルトが動いた振動で目覚める

ハルトは眠っているようだ…

広い背中に手を回す。
背中を撫でる。

肩甲骨から腰のライン、ハルトはアタシにとって初めて間近で触れることの出来る男性なのだ…
筋肉で作られた力強い身体の美しいラインを手と目で感じる。

無防備にアタシの胸にうずくまるハルト…

愛しさと、子供みたいと可愛く思えて頭を撫でていた。

ハルトが起きていたら、きっとこんな大胆なことはできない。

触れれば愛しさが募る。
アタシ、ハルトを愛してるんだと、はっきり自覚する。

おかしなきっかけ、この三日間身体の繋がりだけの不思議な関係だけど…

快楽だけじゃない、はっきりハルトを愛してると感じた。