この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
堕散る(おちる)
第7章 step7一段目
微睡みの中で
誰かに暖かく包まれているのを感じた。

優しく頭を撫でられる…
心地よい。

俺は人の温もりに触れることなく育ったから、それが何なのかわからない…


天使かな…
母さんて人がいたなら、きっとこんな感じなんだろう

正体を知りたかったが…
あまりの温かさに深い眠りに落ちていった…


目覚めるとルリに乗ったまま、寝てしまっていたのに気づく。

重かっただろう…
慌てて起き上がろうとすると、

寝ているはずのルリの手が首に回ってくる。

夢うつつの天使はルリだったのか?

恥ずかしがりやのルリがそんなことするだろうか…

「ルリ?」

触れるだけのキスをする…反応は薄い。

引き剥がすのが可哀想で、もう一度キスをする…

やはり返してこない。


反応のなさに、また悪戯したくなる…

キスをして、唇をこじ開け舌で歯列をなぞる。

ピクッ、

少しは眠りが浅くなっただろう。

顎を引き、無理矢理口を開き、舌を吸いとり深い口づけをする…

パチっ…
目覚めと共に驚いて開くルリの瞳。

構わず口づけを続ける。
瞳を閉じようとするルリ…

「目を閉じるな」

口づけを続ける。
深く激しい口づけに
開けているルリの瞳がうっとりとしているのがわかる
/1415ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ