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彼と彼女の色々な関係~君に溺れて~
第6章 願い事~海斗~
”嫌いにならない?”
”なるわけ無いだろ。”
あの頃と同じようなセリフを言われ、同じように返す。
覚えてるよ
忘れるわけない
俺とキミとの大事な大事な思い出だから
あの頃の使命感は、俺の中で今も息づいてる
これからも莉愛菜をずっと守っていく
莉愛菜を守れるのは俺だけだ
そして、小さなキミが一生懸命色とりどりの色鉛筆で書いた願い事
それを叶えるため、俺はこれからも莉愛菜と共に生きていく
だからもし、
本当に神がいるなら信じるから、
俺が莉愛菜の願いを叶える為のサポートでもしてくれよ
だが、決して俺より出しゃばるなよ
”かいとお兄ちゃんが、いちばんだ~~~~いすきっ♥”
今も昔も
莉愛菜の”いちばん”はこの俺なんだから
【END】