この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
彼と彼女の色々な関係~君に溺れて~
第9章 ♡chocolateより甘く蕩けて~海斗&莉愛菜~
「な、舐め取る…の?」
「あぁ、それくらいならできるだろ?」
海斗にならできるけど、でもなんかすっごく……いやらしい。
ソファーの背もたれに寄りかかり、あたしを見上げる海斗はわざと口に付くようにショコラを食べる。
中のトロッとしたチョコが口の端から垂れそうなのを見て、咄嗟に舌で舐めとった。
「そうだ、莉愛菜。」
海斗の口に付いたチョコをペロペロの舐めとっていく。
時々海斗が舌を出してそれを邪魔してくるのを受け入れながら。
「なんかこの体制、莉愛菜が俺を襲ってるみたいだな。」
「え?…やぁっ」
海斗の上に乗って、服を肌蹴させたまま唇を舐めまわしてる今の自分の状況に気付いて真っ赤になって離れた。
「こーら。逃げるな。エロい莉愛菜は俺の大好物だ。」
腰をぐっと引き寄せたまま離そうとしない海斗のお陰で、逃げようとしても逃げれなかったあたしは、恥ずかしくて胸を隠そうとベビードールの肩ひもを戻そうとした。
けど、そんなこ海斗が許してくれるはずも無く。