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第35章 淫らな夜

　既に何十人と相手をしてきた成滝に、女王として女性も男性も調教してきた栄子。

　その二人が、ゾクゾクと体を震わせ興奮させ、成滝にしか興味が無い早百合自身、舞奈の香りに自身の体の奥に小さく火が灯るのを感じ早百合は。

　（この子が大河さんの事を好きになってよかったわ。成滝にだったら、私達誰も勝てないでしょうね・・・）

　と、少しだけ背中に冷や汗を感じながら、そう思う。

　「やぁっ、あぁ！そこっだめぇぇ」

　舞奈は大河の手により、上半身と下着を脱がされスカートだけにされ、執拗にされる愛撫に、先ほどより大きな声で鳴き始める。

　大河は既に決壊している舞奈のあそこを指で、弄びながらチラリと栄子に視線を送り、口を開く。

　「栄子。薬は？」

　その意味を一瞬で悟った栄子は、ニヤリと妖艶な笑顔を浮かべる。

　「アフターピルなら沢山ございましてよ？」

　その言葉に、大河は口の端を持ち上げ笑うと、舞奈の体を少しだけ持ち上げ、高ぶった自身をズボンから素早く取り出し、一気に舞奈に突き立てた。

　「ひあっ！！はあぁぁぁ！！」

　焦らされるように愛撫をされていた舞奈は、一気に奥まで貫かれた快感に、体をビクビクと反応させる。

　「舞奈ちゃん、イっちゃった？」

　興奮した声で問いかける成滝に、舞奈はまだ羞恥心が残っていたのか、唇をきゅっと弱弱しく引き結び答えない。

　「舞奈、答えろ」

　「いあぁぁぁっ！？イちゃ・・あっイキまし・・・ああぁん」

　ぐっと大きく腰を動かされ、舞奈は声を高く上げて啼きながらも、大河の命令に答えようとする。

　「ははっ！舞奈ちゃんサイコー」

　成滝は、限界に来たのかズボンの中で痛いくらい高ぶってるペニスを、取り出しチラリと早百合に視線を送る。