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イマージュ
第7章 先輩

 才能なんかじゃない。
 生きるために
 あきらめなかっただけなんだ。
 生きることに真剣だっただけなんだ。

 先輩が笑顔を絶やさない本当の理由を、
 才能なんて言って欲しくない。

 才能って聞く度に、
 僕の胸は張り裂けそうになりました。

 それでも、先輩は才能という言葉に
 ありがとうございますと
 答えていましたね。

 絶やさぬ笑顔で。
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