この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イマージュ
第10章 マリーとアントワネット

「ようがんす。それでは、朝までには選べるようにしておきましょう」
ひと晩かかりましたが、朝には選べるようになっていました。
ロベスもピエールも満足して妃を処刑台へと連れて行きました。
妃は縛り付けられている間も平静に見え、取り乱すことはなかったといいます。
そう命じられていたからです。
「それでは王妃を処刑する!」
ロベスとピエールが言いました。
処刑とは、好きなようにされてしまうことです。
そのときに上がったのは、大きな、大きな、それは大きな叫び声だったと伝えられています。

