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イマージュ
第2章 おちんちんみせて
そんなわけで、前世とほとんど変わらない世界で前世で起きた出来事をひたすら繰り返す、つまらん異世界(?)生活を俺は送ることになった。
前の記憶を利用して今度は上手くやろうとか、別に思わなかった。
だって、別に今度は上手くやろうってほどの事、なかったもんな。
夏休みにおばあちゃん家でとったカブトをうっかり逃がしちゃったとか、そら、小学生にしたら一大事件だけど、そんなのやり直すほどのこともないと、前世でもっと成長した自分の記憶があるだけにクールになっちゃうんだよね。
もうね、自分が転生したとか忘れる勢いでしたよ。
クソゲー二週目。
まあ、クソゲってほど酷い人生じゃなかったけど、特筆することもない人生。
つまらん。