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イマージュ
第11章 そこにいるから

雑誌に載っているのとか、TVで朝にパッとやるのとかも凄く良い。
直感的に今日どうすればいいのかを教えてくれる。
そして、そういうのを毎日毎日追っかけて見ているとセンザイ意識とか、シンソー心理とかに貯まって来て、ある日お告げが訪れる。
大学だってそれで決めた。他にも色々。
――運命の女を求めよ、「黒き女」を。
いつだったか忘れたが、多分、中学くらいの時か、そんなお告げがあった。
だが、何が黒ければその女なのか全然わからなかった。
アソコなのか?
そう思った時もあった。
そういう女を探し回っていた時期もあった。

