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イマージュ
第11章 そこにいるから
「ふざけんなっ! Lだけでいーでしょ、Lだけで! 消せ! 変更しろ! いや、アタシが自分でやる」
「あ、あ、あ、ちょ……」
俺の目の前で佳純が名前欄を書き換える。
「ン? 字数制限か……じゃあ……」
字数制限?
「……でっきたあ!」
《超超超・愛してる好き好き好きだよ佳純ちゃん》
どんなんなの、それ。
ねえ、どんなんなの。
着信した時の画面、人に見せられなくね?
でも、なんかひと仕事終えてイイ汗カイターみたいなニコニコ顔になってらっしゃるので、何も言いますまい。
……後で直しとこ。