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イマージュ
第21章 ~ 貴女と同じぐらいに ~ あとがき
結論から言うと、反応があったのは「不特定多数」ではなくて、「特定個人」を狙い撃ちした文章だからだと思うんです。たとえば、私がお送りさせて頂いた感想文を全く関係ない人にドヤァ!しても即削除だと思うんですね。ついでに無視リストにポイ。ただのスパムです。

「読者のことを考える」これが一番大事。それができていた。
たまたま「読者」というのが特定個人であったために。

そんな考察に至りました。

一人の人にあてて書いたとき、わかりにくいかどうかを判断するのは物凄く楽。その人一人のことだけ考えればいいのですから。

「真剣に読者の事を考える」って言葉でゆーのは簡単だけど、理解できてなかった。つまりこういうことか、と。

これを創作手段として取り入れたら、なんかカネにならねーかな?
と、せっかくのイイオハナシをいつものように浅ましくサモシー考えで台無しにしつつも思いついたのが……「手紙」だ!

特定の誰かに宛てた手紙ってわかりやすくなるんじゃないか!?

読むのは不特定多数の人なんだけど、メタ的に言って作中の書き手は特定の一人に向かって書いているわけで。

とくりゃもー官能純愛ならラブレターしかねーだろと。
いや、そろそろ凌じょ……(そんなラブレターがあっても楽しそうですが)


昔、海外勤務してたころに海外の投稿サイトに遊びでアップしていた文章を引っ張り出してきました。

これ、向こうではけっこう反応よかったんだよなー。
読んで感激してくれたオネーチャンがなんか勝手に朗読して音声ファイルサイトにアップしてくれたり、もうね毎晩ループで聴いてましたよ。

そんなことはどうでもいい。

外国語で書いた文章なので日本語に逆翻訳して、あと国によってツボどころは違う(男女差と同じぐらい違います)ので、日本人の感性に合う様にオチなどを変える。まあ、ビックリオチの話ではないのでテキトーに。

そうやって出来上がりました。
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