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イマージュ
第2章 おちんちんみせて
さすがにトップの点数で合格したのはやり過ぎだったが、とにかく、入学式。
講堂に彼女の姿を発見したとき、それまで必死すぎた俺は、張りつめていた緊張が一気に切れて、危うく泣いてしまう所だった。
受験番号見つけたときだってこんなに嬉しくなかった。
朗らかに笑う彼女。あの瞳、あの唇。あの声。
天使や……。美沙ちゃんマジ天使。
その天使の声で、言ってもらうのだ。
おちんちん見せて、と。
そして、ようやく話は最初に戻る。待たせたな。
もう間もなく俺たちは卒業。
高校生活は一瞬だった。