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イマージュ
第3章 目隠し

 その日、タツヤは私を家まで送ってくれた。

 黙ったまま。
 私も黙ったままだった。

 玄関の前で「ありがとう」だけ言えた。


 どうしよう。どうしたらいいんだろう?
 名前も知らないあなた。私はどうしたらいいと思う?

 ……って、尋ねたって答えは返って来ないのだけれど。


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