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want to be ...【短編集】
第6章 温泉旅行 2日目
この2人のセックスでもっともっと開花されやがれ。
「ここから美咲さーんって、呼んでみ」
「!?!?」
はぁっ!?というように俺を振り向き、もげるほど首を振る杏奈。
「なんっ…!むっ…、あ…」
ははっ、動揺してる…おもしれぇ。
…その顔が堪らなくソソられる。
「ほら。…呼んでみ」
「だっからっ!なんっ…」
「さっき言ったじゃん。
見られてるって気付いた時の美咲が最高だって…」
「ぎゃっ!?あっ!当たってるっ…」
「…どっちに反応したと思う?」
「そんっ…、…な、の、美咲さんに決まって…」
「…る訳ないよね?お前に決まってんだろ」
ぎょっとしたように俺を見る杏奈に口角を上げる。
「…だってさ、俺今どんだけ耐えてるか分かってる?」
「!?しっ、知らな…っ」
「早く突っ込みてぇんだけどなぁ…。
早く美咲呼んでくんない?」
「やっ、やだ!なんっ…」
「…いいから。呼べ」
「やだー…っ」
「…っわ、凄ぇ濡れてる…」
「やだやだやだ…!触らな…!あぁ…っ」
「これならスルッと入りそうだけど、入れていい?」
「やだぁ!ダメぇぇえ!…っえっ…、…っ」
杏奈の叫び声が不自然に止まった為、ふと顔を上げると。
「あっ…や、やっ、いやっ!あっなっ…」
「おー…美咲。やっと気付いたの?遅ぇよ」
見てる俺らに気付き、正常位で突き刺されたままの体勢であたふたしてる美咲。
ひらひらと手を振ってやる。
でもどうせ、この後…
「っあっあ、あぁっ!いやっ!やっだっ…大樹ぃ!
だっあっ、見ないでっえ、杏奈ちゃっ!ぁぁぁあっ」
俺らをちらりと一瞥しただけですぐに美咲に視線を戻した大樹に再び揺さぶられ始め、喘ぎながら、見られてる事を大樹に懸命に伝えようとしてる、セックスをやめさせようとしてる美咲が最高に可愛い。
「あぁあ!はっ…たっ、ひっ、いぃい!やだっ…っぁ、
ねぇっ、だ…っめっえぇっあっあ…っ!」
この、嫌がってんのに大樹に屈服させられてる感じがすっげぇイイんだよね…
そして、何より。
そんな2人を泣きながら見つめてる、杏奈も。