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近づきたい
第11章 それぞれの日
「私も。」

「…うん。」

離れてた3年間、お互い同じ気持ちだったのかな?
私達、やり直せるのかな?ううん、一から始めてもいいんだ…

うん!もう一度、よし先輩に近づけるように頑張ろう。そう決心して声に出そうとした瞬間、よし先輩にピアスを触られた。今日もよし先輩にプレゼントされたピアスをしている。

「瑞穂…もう一度、始めないか?」

よし先輩も私と同じこと考えてくれてたの?
泣くつもりなかったけど、嬉しくて涙が出てしまう。

うん、うん。と何度も頷いて、涙を拭いて笑顔を向ける。

「このピアス、指輪の形なんだ。オレの気持ちはこの時から変わってないよ…
瑞穂…結婚を前提にまたオレと付き合ってほしい。」

よし先輩の告白にまた涙が出てきて、もう止まらなかった。
ピアスが指輪の形なのは気づいてた。でも、そんなに深い意味があるなんて、思いもよらなかった…

「…いいの?」

笑顔のまま、頷くよし先輩が私の頭を優しく撫でる。子供扱いされてる気もするけど、私の大好きな大きな手が嬉しかった。

「瑞穂こそ、いいの?オレ、32のおじさんだよ?」

自分で言った言葉に苦笑いを浮かべ、私に真っ直ぐな視線をくれる。
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