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時計草
第3章 敏也…26歳
からん…

つい数分前の情事の相手…敏也が何食わぬ顔で店に入ってきた。
“おはよ…”

“あら…おはようございます。いつものでいい?”
“あぁ…ご飯、大盛りで…”

“朝から大盛りかぁ…若いやつは元気だなぁ…”
山中さんと他の2人もちょっぴりうらやましそうに敏也を見ていた…



そうよ…ホント、元気で困っちゃう…



今日も喫茶時計草はお味噌汁の香りが馨しい…
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