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時計草
第4章 雅子…36歳

…と言うか…
今、元夫は雅子と暮らしている。
そのうち結婚するんじゃないかしら?
え?平気なの?って?…私のこと?…ええ…平気よ。
信じられない?そう?でもそういうことってあるのよ。
雅子は私より2歳年下の37歳。元夫は42歳だからちょうどいいじゃない…
あ…そういう意味じゃないのね…
彼女は高校時代の後輩になるの。
私は当時バレー部のキャプテンをしていて雅子は1年生で入部してきた。
背は充分なんだけれど…運動系には合わないタイプ。
それでも身体を鍛えたいってバレー部に入って来たんだけれど
やっぱりいくら頑張っても鈍い子は鈍いの。
どうしても足を引っ張ることが多くって
他の部員からきつく言われるようになってしまう。
私としても本当ならもっと厳しくしなきゃいけないんだけれど
雅子は華奢でかわいい子だったからついつい目をかけちゃったのよね。
え?
…だって私、かわいい子、好きなんですもん…
今、元夫は雅子と暮らしている。
そのうち結婚するんじゃないかしら?
え?平気なの?って?…私のこと?…ええ…平気よ。
信じられない?そう?でもそういうことってあるのよ。
雅子は私より2歳年下の37歳。元夫は42歳だからちょうどいいじゃない…
あ…そういう意味じゃないのね…
彼女は高校時代の後輩になるの。
私は当時バレー部のキャプテンをしていて雅子は1年生で入部してきた。
背は充分なんだけれど…運動系には合わないタイプ。
それでも身体を鍛えたいってバレー部に入って来たんだけれど
やっぱりいくら頑張っても鈍い子は鈍いの。
どうしても足を引っ張ることが多くって
他の部員からきつく言われるようになってしまう。
私としても本当ならもっと厳しくしなきゃいけないんだけれど
雅子は華奢でかわいい子だったからついつい目をかけちゃったのよね。
え?
…だって私、かわいい子、好きなんですもん…

