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時計草
第4章 雅子…36歳
私が最後の試合の後…もう今日で引退なんだ…
ってセンチメンタル気分で部室に一人残っていた時
雅子が部室に来て退部を告げた。

私がそれまでさりげなく庇っていたことを肌で感じていたのだろう…
私がいない部でやっていける自信がないと言う。
本来なら止める立場なのだが…

根本的に向かないのを感じていたので了承してしまった。

その時雅子は“先輩がいなくちゃ…私…”と言って私に抱きついて泣き出した…

そして…私は…


もうすでに何人かと経験済みだったんだけれど
実は…女の子とも経験済みだったの。

高校1年の時…複数の先輩と…

私は中学時代からバレーを続けていたし背もあって
新入生のくせに即レギュラー入りをしてしまったことに
生意気だと言うことで絞められかけたのだが…

途中からなぜか雰囲気が妖しくなり…
先輩の一人がそっち系らしくって
いつの間にか複数でのレズ行為に移行してしまった。
そのあとも何度か先輩に呼び出されて、私は女同士の部分も開発されていた。


かわいい雅子…

頤を押し上げて…キスをして…
“大丈夫よ…私が守ってあげるから…”



…そう言って抱いてしまった。
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