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手探りな絶望
第7章 献身

「…うん…」


小さな

小さな返事だった


聞き逃してしまいそうなほど
小さくて



冬実の
首が

赤く染まっていた



いや

そんな意味じゃ
なくて


いや



ほんとは
そんな意味で…。


てか
冬実が赤くなるってことは
冬実も
そーゆーことになるのを
予想してて

しかも

そんなことになっても
大丈夫だよって意味



だよな!!!




「何か…」



「あ、んん?」



「夜ご飯
私、何か作りましょうか

周平さん
何が好きですか?」










うれしい…



「すげーうれしい
冬実作ってくれんの?」



「はい」


たまんない
笑顔で
返事をする冬実の
手を握り
少し俺に引き寄せた



「なんで?

なんでそんなこと
してくれんの?」



誘導尋問です。



「えっ…理由…?」



「うん」



「周平さんに…」



「うんうん」






「喜んでもらいたいから」




きたぁ〜!!!



ぎゅ〜〜〜!!!





そして俺は
耳元で囁いた



「冬実の得意なもの食べたい

あと、

ハンバーグ食べたい

目玉焼き乗っかってるやつ」





「…うん…」



そんで
そのあと
冬実を食べたい
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