パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第11章 横浜ホールディング②

それから間もなくして加藤さんと山口が来て
山口が「今日は加藤さんと一緒に見ます！」と張り切っていた。
さすがに金子さんは来ないか。

海外の宇野と建築営業の清水が一緒に来て「仕事が残ってるから」とビールじゃなくて
ジュースを持って行った。
この二人は働き過ぎだ。

建築営業の半田さんが来て経管のグループのところに合流した。
あれ？半田さんも同期だっけ？

なんて考えていると、建築営業の中野さんと海外の大久保さんが
仲良く手をつないできて、「一緒に花火を見よう」と視線をからませた。
はいはい。付き合い始めのカップルは良いね。

ん？そういえば、外食営業の石島さんは来ないのか？
丁度来た横手に確認する。
「横手、石島さんは？」
「石島さんは帰ったわよ。自分のマンションから花火が見えるから帰るって」
へ～・・・この近くに住んでいるのか。
「あれ？篠塚さんも・・？」
という俺に
「ああ～。今日全国から女性の一般職の会議があったじゃないですか？
その女性たちをひきつれて篠塚さんは帰りましたけど」
と経理の入江さんが言った。
へ～・・・

経理の橋本さんが
「あの女性たち、篠塚さん一人に任せて平気だったかな？」と
永田くんに言ったが
「あの女性たちのお相手は僕たちには無理です」ときっぱり言った。
まぁ、そうかもね。

たまたまフランスから来ていた長谷川さんと宮本は出張が花火の日に当たってラッキーだな。
二人で仲良く手をつないで上がってきた。