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サイドストーリー4
第28章 数学のセンセイ③

「智樹、バイトしてるの?知らなかった。
新年度で忙しかったとはいえ、私、彼女失格だね」
少し悲しそうに笑った弥生ちゃんの正面に座って
「俺がナイショにしてたんだから知るはずがないよ」
と、手を握る。
「やっと大学に合格して、バイトをして
弥生ちゃんに俺が稼いだ金でプレゼントをしたかったんだ」
「智樹」

「弥生ちゃんにとってはまだまだのモノかもしれないけど
今の俺に納得できるものが買えたから
バイトは減らしてまた勉強中心の生活に戻るよ」
「そんなの・・・いいのに」

今さっき買った弥生ちゃんへのプレゼントを弥生ちゃんの手のひらに乗せた。
「智樹」
「あけてみて」
弥生ちゃんの喜ぶ顔が見たくて
ガキのようにワクワクした。

「時計だぁ」
悩んで悩んで、買ったそれはブレスレット型の時計で
嬉しそうに、本当に嬉しそうににこにこしながら弥生ちゃんは腕にはめた。

「いろいろ考えたんだ。何がいいか。何が喜んでもらえるか」
「智樹がくれるものだったらなんでも」
「そう言ってくれて嬉しいよ。でも、俺が学校を卒業して
一緒にいられなくなって。ずっと弥生ちゃんが身につけてくれるモノがいいなと思ったんだ」
「うん」
「あと。今まで3年間。弥生ちゃんを彼女だと大声で言えなくてごめん。
弥生ちゃんも俺を彼氏だと言えなくてごめん。
でもこの時間は俺たちにとって大事な時間だったと思う。
そして―――
これからも一緒の時間を過ごしていきたい。そんな気持ちをこめて」
「智樹!」

弥生ちゃんが俺に抱き付いた。
「ありがとう。ずっとずっと大事にする」
「うん」

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