この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
鬼灯
第2章 鬼
それからというもの、男は私を抱いたあとも帰らなくなった。
美月が帰るのを待って、美月を抱いてから帰るのだ。

初めの頃こそその営みは静かに行われていたが
次第にその行為は激しさを増していった。

抵抗する美月の声はいつしか善がり声に変わり
悲しみの泣き声から、悦びの泣き声に変化していった。
しかも、自分には一度しか与えてくれないのに
美月には2度も3度も与えている…


悔しい…

いつしか私は美月に嫉妬するようになっていた。

男が鬼なら…私の中には夜叉がいるのだろう…
大事な大事なかわいい美月は、いつしか憎いオンナになっていた。

だが…自分は何もできない。
忌まわしいこの身体…男を一度しか悦ばすことができない…
なのにこんなにオトコを欲してしまう。

…美月を憎む自分が忌まわしい…
/15ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ