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兄の狂気
第2章 嫉 妬
足は反らせすぎて攣りかけて、
額からは汗が流れる。
やがて、お兄ちゃんが動きを緩めて
息を深く吐き出した。
終わ…った?
ホッとして表情が緩みかけた、その瞬間。
グッと身体に腕を回して抱き寄せられて
再び激しい律動が始まった。
的確にあたしのポイントを突く
お兄ちゃんのモノ…
…もう、おかしくなりそう。
やがて余裕がなくなってきたらしいお兄ちゃんが、
端整な顔を甘く歪めてあたしの中を突く。
そして。
「あぁっイくっ!…っ、っひぃ!…あぁっ…」
「…っぐ、」
あたし達は同時にイッて、
お兄ちゃんがあたしの中に白濁の液を吐き出した。
…熱い。
内部を埋め尽くしてるお兄ちゃんのモノ。
そこから吐き出される熱い液体が、
あたしの下半身から体内を支配していく。
ビュ、ビュ、とまだ出し続けるお兄ちゃんと
脱力してお兄ちゃんに身体を預けるあたし。
お兄ちゃんは精液を吐き出し終えると、
あたしの身体を抱き直して背中を撫でてくれた。
「…ご飯、」
「えー…まだ瞳の事食い足りない」
「…っ、」
耳元で囁かれる言葉に顔が赤くなる。
「…ご飯、食べたら…
あたしの事完食してもいいから…」
「…はっ、俺を煽るの巧くなったね、瞳」
そう言うお兄ちゃんのモノは既に復活していて
焦らしてるのか無意識なのか、
ときどき気持ちいいポイントに当たる。