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夢想姫の逃避録
第3章 大輪の花

首筋、鎖骨に這っていく舌のザラザラとした感触がゾクゾクする。
声が止まらない……たまらない……もっとして……
「……ああ……あッ……ダメ…こんなッ……あぁんっ……!」
「涙目で喘ぐとか可愛いね…もっと聞きたいなー?」

ユウガが怪しく笑いかけると、ワンピースのスカート部分がまくられた。
緋奈の足をやらしく、ゆっくり舐め回すように撫でていき、最後にお尻を撫でると、優しく緋奈のアソコの周りを布越しに撫でた。

「ああッ……!! こんなとこ……らぁ……めぇッ!! 恥ずかし…よぉ……ッ!!」
思わずユウガの手を掴んだけど、遅かった。
おかまいなしに撫で上げられる。

「可愛い……そんなエッチな顔してると挿れちゃうよ?緋奈の初めて貰っちゃうよ?」
意地悪そうにニコニコ言いながらも緋奈のアソコの周りを相変わらずゆっくりと撫でる。
どうしよう……挿れて欲しい欲と挿れちゃダメっていう理性の狭間で揺れた。

「ま、これだけなら十分だ」
そう言うと、ユウガは突然、アソコを撫でる手を止め、緋奈を抱き起こして乱れた服を直してくれた。
「え……あ、ありがとう……」
「朝ごはん作ってくるね!緋奈はそこで待ってて?」
ユウガは爽やかな笑顔と声色でそう言った。
あまりの変わりように頭が付いていかなかった。切り替えが早すぎる。唖然。

部屋から出るとき、ユウガは一旦立ち止まって、振り返ってこんなことを言った。
「緋奈ってさ、思ってた以上に変態だよね?俺はそんな緋奈が好きだけどね♪」

……………え?
緋奈には意味が分からなかった。

でもたしかに、やめないでとは思ったけども。

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