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夢想姫の逃避録
第4章 乱れ咲き
ユウガは泣き顔でグシャグシャなはずの緋奈の顔を優しく撫でて、涙も指先で拭ってくれた。

「笑ってる顔がいちばんだけど、泣いてる顔も可愛い……俺の事本当に大好きなんだ……?」
緋奈は涙を流しながらも、力強く頷いた。

「嬉しい……見返りなんて求めて無かったのに……今すっげえ嬉しい……」
「でも…やっぱりおかしいよね……1日とかそこらで大好きだって言うのとか……すぐキスするとか……」
少し桜の木に視線をそらしながら、不安気に話した。
ユウガは緋奈の頭をゆっくり何度も撫でてくれた。

「俺はそんなことないと思うけどな?好きになるのに時間は関係ないと思う。お互いのフィーリングだよ。好きだってお互いがそう思えたらそれで成立するし、それでいいと思う」

「そうなのかな……?」
「もしかして不安?俺が緋奈のこと本当に大好きかとか、俺に大好き大好きって思ってやってる行動が迷惑じゃないかとか?じゃあ今からその不安を少しずつ取り除いてやるよ。じっとしてて?」
「え、ユウガ!? ちょっと……待っ……あぁ……んんぅ……」
緋奈のワンピースのボタンをいつの間にか数個外されて、露わになった鎖骨、首辺りにキスを落とされた。

「あ……ぁっぅ…んんっ……また…舐めちゃ……だぁ……めぇっ…んあっ……!」
ユウガの唇が、舌が這っていく……抱き着く手に力が入った。
舌のザラザラした感触と、唇の温度が気持ちいい……。

「ああ、もしかして夢の中の俺にこんなことされていたの?じゃあもっとエッチな事しようぜ…たっぷり可愛がってやるから……?」
無意識にまたって言っちゃったのをユウガは聞き逃さなかった。
一気に首筋を舐めあげられる。

「………………あぁっ…ぁ…!」
その瞬間、身体に電流が走ったようにビクついた。
声もまた自然とエッチな甲高くて艶やかな女の子の声が出た。
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