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夢想姫の逃避録
第5章 艶やかな声
散々ユウガに意地悪なことをされて、浴室から出て夕食を食べる頃にはもう喘ぎ疲れてしまった。

全身を触れられるだけで、身体をよじらせてビクつく程感じまくって、でも触って欲しい場所には触ってくれなくて、もどかしくって仕方なかった。
我慢できなくて、何度も何度もユウガにアソコも胸の突起も触ってほしくてお願いしたんだけど……

「緋奈は淫乱な子だな〜触って欲しいの?まだダ〜メッ♪お楽しみはベッドで、だろ?」

ユウガは余裕が無くなって涙目で喘ぎながら懇願する緋奈に、余裕を見せつけながらおあずけした……。
気持ちよくって…でも触って欲しいところには絶対に触ってくれなくって……。

「食べないの?食べないなら俺が貰っちゃうよー?」
食卓でボーッとしている緋奈にニヤニヤしながら聞いてきた。

出来立てのクリームシチューのライス添え。
手をつけずにボーッと考え事をしている緋奈のクリームシチューに、ユウガのスプーンがそーっとのびてくる。

「だ!ダメっ!食べるよっ!食べるから!これはダメー!」
慌てて勢いよく皿ごと引いて、ユウガのスプーンから守るように素早くがっつくように口に運んだ。

「な〜んだ!食欲旺盛じゃん!食べないのかと思ってた(笑)」
「だって……」
「俺が触って欲しいのに触ってくれない事で落ち込んでたんだろ?そういうお楽しみは最後に取っといたほうがいいだろ。そう焦んなって♪」
「夢の時のユウガはアソコの周りいっぱい触ってくれたよ……」
余裕ぶってニコニコしながら食べていたユウガが突然、激しくむせた。

「な!? ご飯時に何言ってんだよ!? ///」
びっくりしたからか、ユウガの顔は真っ赤だった。相当効いたらしい。
緋奈はいつの間に飲み干してしまっていたのか、急いで空になっていたユウガのコップに水を注いで持っていった。

「ユウガがこの話題振ったんじゃない……」
コップの水を差し出すとユウガはそのまま一気に飲み干した。

「だって、そんな、あのな……?」
飲み干し終えると、息を必死で整えながらも、ユウガは呆れた表情をしていた。
緋奈は勝ち誇ったようにドヤ顔でニコッと笑って先にご馳走様をした。

寝室に向かう時、後ろをチラ見すると、ユウガは少し冴えない表情でボーッと一点見つめをしていた。
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