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夢想姫の逃避録
第5章 艶やかな声
クチュ…クチュッゥ……

唾液が混ざり合ういやらしい音が部屋中に響き渡った。
襲われてるようなシチュエーションに興奮した緋奈はマゾっ気があるみたいで、もっと求められたくてユウガの首に腕を回した。

ねっちょりした音を立てながら、半開きになった緋奈の唇に割って入るように、舌をいれてきた。
気持ちよくて声を出そうにも、ユウガの口内でそれは全部かき消された。

息ができない…苦しい……どうしよう……離してくれない…嗚呼……

ユウガの肩を叩いてみるも、キスをやめない。

もうダメかも……意識が遠のくその瞬間に唇が離れた。

お互い肩で息をしていた。さらに、口内同士銀色の涎の糸を引いていて、プツッと切れると緋奈の口の端にだらしなく落ちてきた。

暗闇の中でも、しばらくすると目が慣れてきた。
月光だけでユウガの姿がよく見えた。

さっきまで白のカッターシャツと黒いズボンを履いていたけども、シャツのボタンは全部開いていた。
銀色の髪と端整で綺麗な顔が美しく照らされて思わず見惚れてしまった。

「緋奈、今すっげえエロい顔してる……そんなにキス気持ちよかった…?目トロンとしてるし、涎付いてるよ…」
緋奈の乱れた髪を直して、舌先で緋奈の口端の涎を舐めとった。

ユウガは舐めとって緋奈を見つめると、不敵に笑って舌舐めずりをした。

様になっていて、思わずキュンとした。
興奮して荒い息を漏らしながら、おもむろに片手で緋奈自身の唇をなぞる仕草をすると、ユウガの手が重なり、緋奈の唇をそっとなぞりながら緋奈をアツい視線で見つめた。

「可愛い……」
「……あっ…!」

また思いっ切り抱き上げられ、むさぼるように緋奈の耳、首筋、鎖骨、胸へとキスを落としたり、舐めあげたりし始めた。

気持ちいい……たまらない……嗚呼……イイ…ッ…!

激しく抱きあげられながらも、緋奈の後頭部にはユウガの手が添えられていた。
時に激しく、唇が緋奈の肌に吸い付けられているその時に髪をクシャッとさせられたり、時に優しくなぞるように舐め上げられている時にそっと撫でてくれたりしてくれた。

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