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愛が欲しかったんです。
第3章 思わぬ出会い
「あんな太ったおじさんじゃなくて、俺に触らせてよ。」
堂々と痴漢させろ宣言。
私は引きつった笑顔を浮かべながら遠回しに断わる。
「いやあ、ちょっと私そうゆう趣味ないので…」
「それなのに痴漢募集掲示板に書き込んだの?」
「そ、それは出来心で…」
恥ずかしくて下を向く。
と、そこにタイミングよく私が乗る電車がきた。
「じゃあ、私早く帰らなくてはいけないので…」
夜10時。あまり遅いと親が心配するので早く帰りたかった。
私は電車に乗る。