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愛が欲しかったんです。
第10章 彼との初夜〜2014.12.
彼はゆっくりねっとりと腰を動かしてくる。
私の子宮の壁に彼の生のモノが直接擦れて声が堪え切れない。
途端に激しく前後に腰を動かすものだから思わず大きな声が出て手で口を押さえる。

たっちゃんも
「気持ちいい……」
と甘い声で喘ぎながら腰を打ち付ける。
私に気を遣ってかずっと正常位で交わり続けた。

私はもうずっと頭が快感で満ちていた。
「そろそろイッていい…?」
彼の声がぼんやりと聞こえぼんやりと頷いた。
その途端ピストン運動が激しくなり、私はまた大きな声で喘いだ。

「出る……!」
そう彼が言うと一気にモノを引き抜かれた。
そして、顔や胸に広がる熱い感覚。
顔から胸にかけて精液をかけられたのだ。
その熱い白い液体の温度と匂いにむせながらもホッとした。
イッていい?=中に出していい?という意味だと思っていたが、そうでなくて安心した。
もし中に出されてしまったらどう対応すれば良かったのだろう?
妊娠してしまったら?
その前にヤり捨てられたら?
色んな不安はよぎったが杞憂だった。
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