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妄想が膨らんじゃうの♡
第2章 桜田まゆみ

理久の左手の速度が上がる。

「あぁん、おに、ん、んむ、あ、あ」

「まゆみはお兄ちゃんのものって、しらしめるため。
まゆみは誰の? 言ってみな?」

理久の左手は下着をズラし、まゆみの蜜の溢れる穴の淵をなぞる。

「この、まゆみのおまんこは誰の?
ほら、こんなに溢れてるエッチな…まゆみのおまんこは誰のもの?」

理久は指先をゆっくりとまゆみの穴へと沈ませる。

「ぁあ…んん、おに、ちゃん、おにい、ちゃんのです」

「上出来」

理久はまゆみの穴に入っていた指を一気に三本に増やし、出し入れのスピードを上げる。

「あ、あ、あ、んん、ぁあん、ん」

「声抑えないと、理央に聞こえちゃうよ?」

理久はピストンの速度をさらに上げる。

「おに、ちゃん、イっちゃ、イっちゃう」

あぁぁーーー!!!

まゆみは身体を震わせる。
理久はゆっくりと指を抜き、その指をまゆみの前でねっとりと舐め上げる。

「朝だから、これくらいで許しておくね。早くしないと遅刻するよ」

ふっ、っと理久は笑いながらまゆみに軽くキスをする。



「まゆみ、何止まってんだ??」

理久は不思議そうにまゆみをみつめる。
まゆみは慌てて、なんでもない! と告げて洗面所を出る。
(また、朝からぬれちゃった)

これが、桜田まゆみ の実態である。
つまり、妄想癖がある。
しかし、妄想とは不思議なもので、あるとき、それが現実に起きてしまったり、そうじゃなかったり…

そんな桜田まゆみの物語の始まり始まり!
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