この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
牙をむけられた瞬間~良牙と利一沙~
第2章 秘密の部屋
「はぁ…はぁ…」
高さらへんでここ当たりだろう
と思い階段を登って、たどり着いたのは
第二体育館だった。
体育館のはしっこには体育倉庫があった。
私は、息を切らして床に座り込んでしまった。
「だらしねーな!ちょっと走ったくらいで
バテやがって、運動くらいしろよ!」
良牙は息さえ上がっていなかった。
な、なんで?
私たち1階から6階まで、かなりの速さで
走っていたのに
階段を登っている時も良牙は手を離してわ
くれなかったし、
今でさえ、私は床に座り込んでいるのに
手は繋いだまま…
無性にドキドキしていた。
「っさて、体育館倉庫をみてみるか。」
良牙は私の手を引っ張り私の体を持ち上げた。
私はまだ、はぁはぁと息を切らしている。
「あの、小さな窓から見えた部屋、きっと、
倉庫に入りきらない、物を、入れる
部屋だと、思うけど…」
私は途切れ途切れに良牙に言ったが
良牙は必死になって
体育館倉庫の回の物をどかし始めた。
でも、どこにも
扉みたいなものは見当たらず
そろそろ、お昼休みの終わるチャイムが
なる10分前を切っていた。
「良牙、諦めようよ…」
私は、疲れて倉庫の中でしゃがみこんだ。
「ん?なに、これ。」

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


