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鬼畜倶楽部
第3章 調教

プルプルプル プルプルプル

『もしもし、じんか、私だ。この間言っていた面接相手決めたか?』

鬼畜倶楽部の責任者 竜鬼は、伊東 優に、1人で緊縛調教する様に、入会希望者のファイルを見ながら電話をかけた。

『あっ もしもし、竜鬼さん、おはようございます。まだ決め兼ねているんですよ。』

『一応、2人に絞ったんですが』

伊東は、竜鬼に言われた、1人での緊縛調教の面接相手を決め兼ねていた。

『誰れと誰だ』

『はい、1人は、水野 夏帆さん で、もう1人は、岡崎 真子さんにしようかと』

『選んだ理由は?』

竜鬼が尋ねると

『はい、2人共、かおりさんと同じ歳なんです。それと、2人共A型だからです。』

『そうか、他にもA型がいたはずだが』

竜鬼がそう言うと

『何と無くですが、俺も初めてなんで、かおりさんと同じ歳で同じ血液型なら、何と無くかおりさんの調教の様に、対応できるかなって』

『なるほどな、だが、年齢とか血液型など関係ないぞ。如何に、お前が、リードできるか、如何に相手の反応を見てどの様に対応できるかだ。まあ、最初だから、お前の好きにしてみなさい。』

『で、どちらにする。』

『因みに、竜鬼さんは、どちらが良いと思いますか?』


『そうだなぁ、・・・・どうせなら、1人ではなく、2人にするか』

『それから、決めても良いしな、相手もいざ調教となったらOKするとは限らないからな』


そう言われて、伊東は、2人を面接する事になった。


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