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鬼畜倶楽部
第3章 調教

夏帆は、竜鬼の提案にドキドキしながらも、あんな綺麗な縛りを、この伊東という大学生に出来るとは思えなかった。
『まあ、まだ時間はタップリある、食事が終わるまでに、決めてくれればいい』
『かおりも、久しぶりに、見られながらの調教、嬉しいだろ』
かおりは、顔を赤らめ、竜鬼のからかうような、言い方に、少し、愛奴の表情を出した。
話を聞かされてからは、味わって食事が出来なかった。
頭の中で、ブログとサイト 目の前の大学生が? かおりさんが、2人に? など、妄想ばかりしていた。
適度に、ワインも飲んだか、ワインの味も香りも、覚えていなかった。
かおりさんの好きなフカヒレスープも、いつの間にか、綺麗に無くなっていた。
『さてと、夏帆さんどうかな、時間があるなら、2人で話す前に、じんの腕前を見てからでも、いいんじゃ無いかな?』
『時間が無いなら、無理には進めないが』
竜鬼は、夏帆さんの答えは、解っていながら、敢えて伺う様に言った。
『時間は大丈夫です、でも折角の2人の時間の邪魔になりませんか?』
興味深々だが、敢えて本心を悟られない様に、やんわりと、否定するかのように答えた。
竜鬼は、夏帆の瞳をしっかりと見ていた。
『邪魔になど、逆に久しぶりの女性からの陵辱にかおりも喜ぶ』
『だろ、かおり』
かおりは、少し頬を赤らめ竜鬼を見ながら、照れ臭そうに頷いていた。
『まあ、そんなに時間はかからんよ、体験する前に、どの様にするのか見たほうが、安心出来ると思うよ。』
竜鬼にそう言われて、夏帆もこれ以上断る理由が無く、承諾した。
『では、部屋に行こうか。』
そう言って、店員を呼び、カードで支払いを済ませた。

