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鬼畜倶楽部
第3章 調教

竜鬼が、2人の反応を見て、夏帆があまり、じんに関心がない様に見え、じんの調教姿を見せてやるかと、フォローの準備を始めた。
『夏帆さんは、かおりの調教写真見たのだろう』
いきなり、夏帆にかおり本人の前で尋ねた。
『はい!、綺麗な方だなぁと』
『顔は、分からない様に加工してありましたが、今日見て、やっぱり素敵な方だなぁと思いました。』
かおりも、夏帆もお互いに顔を少し高揚させていた。
『夏帆さんも、素敵ですよ』
かおりが、言葉を掛けた。
『夏帆さん、私も夏帆さんと同じ歳なんですよ。』
『そうなんですか?もっと大人の女性に見えますよ』
夏帆は、かおりに少し親近感を覚えた。
『夏帆さん、じんさん、上手ですよ。』
『えっ』
夏帆は、一瞬、かおりさんの言葉を理解できなかった。
かおりは続けて
『夏帆さん、最近の竜鬼様のブログやサイト見てました?』
夏帆は、毎日欠かさず竜鬼とやり取りをする前から、見る事が日課になっていた。
『はい!、勿論 ふふ』
『縛りが綺麗で、かおりさんの身体が、厭らしくじゃなく、綺麗に見えます。』
『他の似たようなサイトも見ますけど、竜鬼さんのが私は1番好きなんです』
『だから、体験もお願いしようと決心したんです』
かおりは、少し間を置いて
『夏帆さん、実はここ半年のブログとサイトの写真は、本当は、全て、じんさんが縛った写真なんですよ。』
夏帆は、疑問とかおりが言っている事がやはりまだ、理解できなかった。
竜鬼が、口を開いて
『夏帆さん、実はね、ここ半年のブログやサイトの写真は、じんの作品なんだよ。』
『私が教えながら、それを私が写真に撮っていたんだよ』
『こいつに、私の技術を全て教える為に、かおりの調教には、いつも、じんと一緒に3人でしていたんだ。』
夏帆は、自分の見ていた憧れの緊縛作品が、目の前の大学生の物だと、信じる事が出来なかった。
何故なら、毎日、もう2年位、毎日見ていたのに、憧れの人の作品との違いに気付かない訳が無いと思っていた。
『夏帆さん、久しぶりに今日は、かおりと2人でと思っていたが、じんが、かおりを縛る所、見ていくかい?』
竜鬼は、最初から企んでいた事が、自然の流れで進んでいる事に、心の中で ニヤリとしていた。

